Music Learning Theory (MLT) by Edwin.E.Gordon ♪ゴードン博士の音楽学習理論♪とは?
アメリカの音楽教育者エドウィン・E・ゴードン(1927-2015)の提唱した音楽学習理論。子どもの音楽的発達を子どもの言語獲得のプロセスになぞらえて、客観的データから理論づけた。これらのデータに基づき学習ステージ別に展開できる実践プログラムが提案されている。
MLTは、米国内、イタリア、スペイン、ポルトガル、ポーランドなどヨーロッパ各地や、韓国、中国、台湾を含むアジア圏において、広く知られている。わが国では本研究会が積極的に追求している。
エドウィン・E・ゴードンは北米の音楽教育者です。「人はどのように音楽を獲得するのか?」について音楽心理学研究の視点で膨大なデータを集め、音楽学習理論を築きました。その理論が、ミュージック・ラーニング・セオリー(Music Learning Theory/ 通称:MLT)です。〜中略〜
ゴードンの理論は「言語と音楽の習得過程」の共通性に基づいているため、言語を獲得する前から乳幼児親子サークルや保育施設などで乳児の「聴く活動」をスタートさせます。
―ミネルヴァ書房『よくわかる音楽教育』より抜粋―
―「全ての子どもは生まれながらに音楽的であり、誰もが適切な音楽に適切な時期に触れることによって音楽的に成長する」(エドウィン・E・ゴードン)―
親子デモクラス「ミュージックプレイ」では、先生も子どもも音楽を中心にしてお互いを発見しあいます。